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    三崎亜記の新小説「コロヨシ!!」は三崎ワールド全開で惹き込まれる

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      評価:
      三崎 亜記
      角川書店(角川グループパブリッシング)
      コメント:三崎亜記ワールドはやはり面白いです。結末にあれと結びつくとは!!さいごは「すごい!!」と感嘆してしまいました。

      私の大好きな作家、三崎亜記の最新作を読みました。
      好きな作家は何人かいるけれど、新作が出たらなるべく早く買って読むほど好きな作家は三崎亜記しかいません。
      他の作家さんの場合は古本屋で見つけたり、文庫本になってから買ったり、図書館で借りたりとかですが、三崎亜記は特別なんです。
      新刊が出たらハードカバーで重くって値段も高くっても早く内容が知りたくて読みたくてたまらない。
      それは三崎亜記ワールドとでも言いましょうか、三崎亜記独特の世界観、着想がたまらなく好きだからです。

      今回は「掃除」を普通の掃除ではなく、模擬塵芥をいかに美しく掃除するかを競うスポーツとして描いているのですが、まず「掃除」がスポーツ、って発想が面白いです。
      三崎亜記のインタビューによれば、お坊さんが庭を掃き清めているのを見て思い付いたそうですが、普通の人と目のつけどころがやっぱり違うんでしょうね。
      そんな三崎亜記の特有さは今までの作品を読んでもびしばし伝わってくるのですが、今回の作品もそれに漏れること無く独特な着眼点から物語を進めていくのは見事だなあ、と思いました。

      高校生の主人公の「掃除」というスポーツへの取り組みをスポ魂的に描きつつも青春小説でもあったり、国家とスポーツとの因果関係に迫ったりと多方面からのアプローチで楽しむ事が出来る小説です。
      青春時代を周りに翻弄されつつ、戸惑いながらも自分の進むべき道を模索し、突き進んでいく主人公の姿に自分の高校時代を重ね、その時代の自分の事を懐かしむ事も出来ますし、主人公の突き進んでいく道をハラハラドキドキしながら見守って読み進む事もでき、読み始めたら結末がどうなるか予測もつかず、どんどんページをめくって読み進めたくなる衝動に駆られます。

      最後まで読んでも謎が残る部分もありますが、三崎亜記がこの本で伝えたかった事、それは「自殺者が年三万人もいる不自由な社会でどうすれば自由に生きられるか。思惑なんて関係なく、やりたいからやるという個人の意思が現実を打開していく」という希望を込めて書いたそうです。

      三崎亜記の独特な世界観にはまるともう抜け出せません。
      好き嫌いの分かれる作家かもしれませんが、私は大好きです。
      どういう脳の作りをしているのか知りたいくらい、独創的な着眼点を持っていて、尊敬します。
      きっと普通の人とは違った視点から物事を見て、捉えているんだろうなあ、と思うのです。
      次回作が待ち遠しいです。

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      posted by: MYU | 読書 | 17:40 | comments(0) | trackbacks(1) | - |

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        2010/03/22 3:54 AM
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