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    有栖川有栖の“長い廊下がある家”を読んで 〜4話目の緊張感がたまらない!!〜

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      評価:
      有栖川有栖
      光文社
      コメント:4つの話から成っているこの小説。4話目の“ロジカル・デス・ゲーム”の緊張感が半端ないです。ドキドキしながら読めます。ほかの作品も秀逸で面白いです。

      JUGEMテーマ:読書

      有栖川有栖の“長い廊下がある家”を読みました。
      有栖川有栖、最近のお気に入りの作家です。

      この本は4つの話で構成されています。
      第一話目は“長い廊下がある家”。
      本のタイトルにもなっている話です。

      そこは心霊スポットでした。
      2つの家を繋ぐ長い地下の廊下。

      病弱な若い女性が母の反対にあいながら、ちょっと離れた隣の家に住む青年画家との逢瀬に使っていたという地下の廊下。
      画家は女性と恋をしていましたが、ある時違う女性に恋をし、逢瀬を拒むように。

      女性は死に、午前零時になると長い廊下を渡って来る幽霊となった、と噂されていました。
      そこに心霊現象関係の記事を書く取材班が待機しているところへ迷い込んだ一人の学生。

      そこで起こった殺人事件。
      人里離れた廃村で起こった殺人事件は犯人が限られますが、みんながアリバイがあるという事に。
      誰が犯人か?

      そのトリックは廃村らしいもので、解決してみると、ははあ、なるほどなあ、と思ったのでした。
      不気味な長い廊下が生み出した殺人事件。

      第2話目は“雪と金婚式”。
      金婚式というのは結婚50周年を祝う式です。

      仲の良い老夫婦が金婚式を幸せをかみしめながら送っていたその時に殺人事件は起こります。
      ちらちらと淡い雪が降る、そんな夜でした。

      離れに住む義理の弟が殺されていたのです。
      見つけたのは次の日に訪ねて行った婦人でした。

      義弟はねずみ講の様な事をやって2人の青年から恨みを買っていました。
      警察はそのどちらかが犯人ではないかと目星を付けます。

      しかしどちらもアリバイがある。
      ですがそれを解く鍵があったのです。

      それは夫婦が記念日を素敵に過ごすために用意されたあるものの存在でした。
      夫は犯人に気付くも、不慮の事故で一時的な記憶をなくしてしまい、犯人は謎となったのでした。

      ですが当時の現場の状況から、ある事が分かります。
      そして事件は解決へと向かうのです。

      記念日に降る淡い雪と夫の優しい心が招いたアリバイ成立。
      それを崩して犯人確定に至る場面は読んでいて爽快でした。

      第3話目は“天空の眼”。
      これは火村准教授が出てこない、有栖川有栖のみが事件を解決するという、ちょっと異色の作品。

      心霊写真だと言われ、その写真を撮って以後、不幸なことが連続して起こると嘆く女子大生。
      その相談が有栖川有栖に回ってきます。

      そしてある場所で起きた殺人事件。
      それはなぜか女子大生の知り合いに通ずるもので、心霊写真の仕業か?と思わせぶりな感じのお話。

      2人の男子大学生の間の確執。
      有栖川有栖は心霊写真を撮影したという場所を訪れます。

      そこでわかる真実にびっくり。
      有栖川有栖だけで事件が解決となる、ちょっと異色のお話でした。

      最後の話は“ロジカル・デス・ゲーム”。
      これは特にこの本の中でも面白かった話です。

      命を掛けたゲームに挑まざるを得なくなった火村准教授。
      緊迫感の中で進められるゲーム。

      一人分の致死量のトリカブトの毒が入ったグラスが一つ。
      他の二つは無毒。

      3つのグラスのうちどれを選ぶかは火村次第。
      毒入りを飲んだら待つのは死。

      最後の最後まで緊迫感があり、ドキドキしっぱなしで一気に読みたくなる作品。
      生き残るにはどうすればいいのか?

      モンティ・ホール問題と言われる確率の問題。
      どれを選ぶか?

      最後に知らされる真実に命を掛けた火村の咄嗟の思考力に脱帽。
      秀逸な作品。

      全部読んでますます有栖川有栖の作品が気に入っちゃった私はまたも有栖川有栖の作品を読んでいるのでした。
      好きな作家の一人に新たに加わった有栖川有栖。
      まだまだ読んでいない作品がたくさんあるので読めるのが楽しみです。




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      posted by: MYU | 読書 | 22:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - |

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